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『地域再生の罠』久繁哲之介さんのお話を聞く

 昨日(12月12日)、恵庭市でおこなわれた久繁哲之介さんのお話を聞きに行って来ました。





久繁さんは、『地域再生の罠』『日本版スローシティ』の著者で、11月号のマルセイニュース「社長の最近読んだ本」で感想を書かせていただきました。



その後、久繁さんのブログ「久繁哲之介の地域力向上塾」をいつもチェックしているのですが、6日になって「12日、北海道恵庭市に行きます!」という告知があがりました。ここ数年講演会にはめったに足を運ばなくなった自分なのですが、今回はぜひお話を聞きたいと思い、出かけることにしました。


講演は、恵庭市主催の「商業・商店街活性化を考える」という、かなり真面目なシンポジウムの基調講演としておこなわれ、久繁さんは、後半の地元商工会や主婦の方とのシンポジウムにも、パネラーとして参加されいくつもの提言をおこないました。



わたしは、読んだ2冊の本の内容をもう一度確認しよう、というくらいの気持ちで出かけたのですが、講演の主軸に据えた具体例は、どちらの本にも紹介されていない街のことでした。このお話がとてもわかりやすかった。





日本中のまちを自分の足で見て歩き、まだまだ紹介していない事例をたくさんご存じなことがよく分かりました。次回作もかならず読ませていただきます。



初めて訪れた恵庭市の印象ですが、若い人が多いことに驚きました。シンポジウム会場の隣が、北海道ハイテクノロジー専門学校で、陸上の福島千里選手がいるところなんですね。知りませんでした。



シンポジウムの司会者の方が教えてくださったのですが、恵庭市には約4千人の専門学校生がいるのだそうです。これは大きなメリットです。しかしこのような環境を、地元商店は自らの商売になかなか生かせていないようで、パネラーからそのへんのきびしい指摘もありました。



しかしすぐ近くに札幌があり、おそらく学生のほとんどはネットでの購入も日常的におこなっている、という現実もまちがいなくあるわけで、4千人の若者がいるから商売も成り立つだろうなどということもありません。事業者のみなさんは、痛いほどそのことが分かっています。



では、わたしたちはどうすればよいのでしょうか。



その答を聞きたくて会場に足を運んだかもしれない人たちに、久繁さんはこう言いました。



「成功事例のマネをしても、上手くいくことはきわめて稀です。」「すぐに結果をだそうと思っても、ほとんど無理だと思ってください。」



つまりは、そういう即席の知恵や人真似で何か結果を出そうと考えること、それ自体に今あなたの商売がうまくいっていない原因があるのです。そう久繁さんは言いたいのだと、わたしは思いました。





どんなノウハウを聞かされるよりも、はるかに役に立つ話を聞かせてもらった。そう思いつつ、浦河に帰ってきました。



社長
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